城北園芸部の活動以外に報告するほどの事は何もないのですが、
事務所前に植えられた山茶花が綺麗に咲いたのでご紹介します
最初は椿だと思っていました
違いわかりますか? ちょっと調べてみましょう
山茶花(山茶花、学名Camellia sasanqua カメリア・サザンカ)は、日本が原産の一つのツバキ科ツバキ属の常緑広葉樹です。
日本では本州の山口県や沖縄の山林などに自生します。国外では台湾、中国、インドネシアなどに分布しています。
山茶花はツバキ科の常緑小高木です。「山茶花」の表記は中国語でツバキ類一般を指す「山茶」に由来します。本来の読みである「サンサカ」が訛って「サザンカ」と呼ばれるようになったとか。
山茶花は、園芸品種が豊富で300種類以上もあります。
ツバキ科ツバキ属なんですから、似ているのも当然ですね
さて、その違いとは?
●椿(ツバキ):花が散る時に、花首から落ちる
●山茶花(サザンカ):花が散る時は、花びらが落ちる
そうそう、ツバキが花ごとぼとりと落ちるので、「首が落ちる」と通じて縁起が悪いと武士には嫌われていたという話は聞いたことが有ります
だから武家屋敷には植えられないのだとか
花が咲いている開花時期の違い
●椿(ツバキ)の開花時期:12月~4月
●山茶花(サザンカ)の開花時期:10月~12月
一般的に山茶花(サザンカ)の開花時期の方が早くて、椿(ツバキ)の方が後から咲くのだそうです
花の形の違い
●椿(ツバキ):花がやや筒状で立体的で厚みがある
●山茶花(サザンカ):花がツバキから比べて平面的で薄い
並べてみたら見分けられそうですが、難しいですね
子供のころ、椿の花をむしって根本の蜜を吸ったことがあります
田舎育ちならではですね
葉の形の違い
●椿(ツバキ):中心の葉脈がクリア●山茶花(サザンカ):中心の葉脈が黒っぽい
●椿(ツバキ):鋸歯が浅い
●山茶花(サザンカ):鋸歯がツバキから比べて深い
この辺りになるともう違いすら頭に入らないです
このほか、椿には香はないけれど山茶花は香豊かな花だとか、実がつるつるしている椿に比べ山茶花のには毛が生えているとか、いろいろ勉強になりました
それから、ちょっと恐ろしい事実も知っちゃいました!
≪チャドクガ≫
チャドクガは毒を持つ毛虫の中でも最も有名な虫のひとつ
毛虫である幼虫時代から成虫まで毒を持ち続ける
刺されると『夜も眠れないほど痛痒い』『おかしくなりそうなほどの痒み』ともいわれ、ひどい場合はかゆみが半年も続くと言わている
これですね~
山茶花にはつきやすいそうです
写真をネットからお借りしました
毛虫嫌いな人は閲覧注意です!(小さくしました)
チャドクガの体表の毒針毛(どくしんもう)には猛毒が有って、50万本から600万本もつといわれているそうです
毒針に触れると肌がかぶれてひどい痛痒さに苦しむそうな
それに、1度その被害にあうとそれが抗原になり、2回目以降、個人差はあるもののアレルギー反応を起こすこもあるそう!(怖っ)
何より恐ろしいのは
にも毒があるそうなのですよ!!!
事務所の出入り口横にあるので、出入りの際は気をつけよう!!と固く決心しました
山茶花と椿の違いを知りたかっただけなのに、事務所の出入りが怖くなってしまいました😿
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